【剣盾S13】旋律サイクル(ラプクレセ)
やっぱりドリュウズは主人公だった。
Concept:両壁+エースを展開して対面or全抜きを狙う
積みエース「ドリュウズ」「カイリュー」「クレセリア」を通して勝ちます。
キョダイセンリツからの展開、ラプラスやサンダーに出てきやすいポケモンを誘って積む動きが基本です。
この並びはかなりの圧力とパワーがあり、現環境で積みポケはドリュウズが最高ではないかと思います。
キョダイラプラスを絡めた動き
壁から後続を展開するため、基本的にラプラスを初手に投げます。「ひかりのねんど+キョダイセンリツ」から7ターン両壁を張ります。ちょうはつの影響を受けず、大ダメージを与えながら両壁を一度に展開できる破格の性能です。
ステロ撒きがほぼじめんタイプのため、相手の展開を許しません。
ドリュ+カイリュー+ミミ+クレセで積み技サイクル
積みエースとして、以上の4体を採用しています。ラプラスやサンダーに投げられるポケモンを起点にします。
もともと耐久がもう一歩のポケモンたちですが、壁のおかげで安全に起点を作ることができます。「ドリュウズ」は刺さる範囲の広さと突破力、「カイリュー」は詰ませる能力、「ミミッキュ」は対面性能と範囲、「クレセリア」は起点にできる相手の多さが魅力です。
対面操作で有利な対面を作り出す
構築の軸「眼鏡サンダー」から対面操作をしていきます。
「サンダー」は特定のポケモンを呼びやすく、ボルトチェンジで削りを入れて後続の起点を作る動きをします。BW時代からある戦術ですが、眼鏡サンダーはいまだ健在です。
ポケモンごとの詳細解説
「ラプラス」について
実数値:205-×-100-150-116-112
【C↑252,D4,S252/ちょすい】
両壁から後続を展開するダイマックス枠。「キョダイセンリツ」を展開、相手の残数を確実に減らしていきます。
ドリュのために砂嵐を撒けるよう、げんしのちからを採用。環境上位層に強く、効果抜群の技範囲と一撃必殺があるため、ダイマしなくてもそこそこ動けます。
「ドリュウズ」について
実数値:195-205-81-×-85-130
【H80,A↑252,B4,S172/すなかき】
ダイマックスエース、はっきり言って強すぎる。現環境トップの瞬間火力を持つ。ラプラスやサンダーに出されるポケモンに対して、非常に有利に立ち回れる。
基本の勝ち筋は、剣舞ドリュウズをダイマックスさせることになる。剣の舞からたいていのポケモンが落とせる(1舞地震でHBレヒレ中乱数)うえ、壁や「ダイスチル」「ダイアース」で攻撃を耐えられる。
「カイリュー」について
実数値:197-170-119-150-121-129
【H252,A↑4,B28,D4,S228/マルチスケイル】
相手のダイマックスポケモンに対する切り返し。「じゃくてんほけん」を発動しつつSを上げて押し切ります。はねやすめは確定2を取られないダイマ枠に対しての安定行動。
壁との相性も良く、りゅうのまいとはねやすめで広い範囲を起点にします。
「サンダー」について
実数値:165-×-105-177-111-167
【C↑252,D4,S252/プレッシャー(せいでんき)】
BW時代から愛用している眼鏡サンダー。対面操作による展開、電気+飛行技の一貫性で今やトップメタ。ラプラスと積みエースが誘いやすいポケモンによく刺さります。
ダイマやSデフレで最速にすれば行動回数が増えます。耐久に振ってもダイマ切られると耐えられず、有利な展開にならないため最速推奨です。電気無効枠がいれば後ろにも一貫する技を選び、いないなら眼鏡10万を打てばOKです。
「クレセリア」について
実数値:227-×-189-95-151-95
【H252,B↑252,D4/ふゆう】
ここの枠を考え続けた結果、瞑想残飯クレセリアに至った。対ポリ2、ランド、カバ、ラグ、ウツロ、アゴ、エスバ、サンダー、ナット、レヒレ用+壁下エース。
「ほえる」「ふきとばし」を切って、「あくび」で起点防止しているステロ持ちが多いので、とても刺さりました。高火力なポケモンが積む以外だと突破が難しく、確2を取れない相手はすべて起点にします。低火力相手にはみがわり、高火力相手には瞑想から入ります。
ダイマ珠エスバサンダーは対面からならダイマターンを枯らせます。ナットポリ2はみがわりから起点、ウツロ珠以外アゴも瞑想の起点です。対耐久メタとして、良心とやる気があればTODもできます。身代わりのないクレセは急所被弾+追加効果を引きやすいです。現環境のトップに刺さるので、瞑想クレセの需要はさらに高まるでしょう。
「ミミッキュ」について
何度も変えようとしたが、対面性能と選出誘導が強すぎるので残留。クレセやカイリューで起点にできるポケモンを呼び、ドリュカイリューとの役割集中、ラス1対面を確実にものにします。
この構築でエスバ&ゴリラと対面することはほぼないので、いじっぱりASがベストです。何かを耐えたいならSから削ります。
基本選出と立ち回り
+
①ラプクレセ軸、8割はこの選出。壁からクレセを展開する。あくびやねっとう持ち、物理受けを起点にします。あくタイプと剣舞持ちがいなければほぼ勝てます。
キョダイラプラスで両壁を展開し、すぐ引いて積むときもあります。壁下のクレセリアは起点の範囲が広すぎて、ゲームバランスが保てていません。
+
②サンダーに出てくるバンギ、ウツロ、でんきタイプをドリュウズに繋いで起点にする。ドリュウズで誰を起点にしてダイマックスするのかがとても重要。
バンギウツロが初手ステロなら爆アド、うきうき剣の舞を踊ります。クレセ以外は誰がダイマックスしても強いのもいいところ。
+
③初手ラプラス、または壁展開が刺さっているときに使う選出です。ダイマックスをラプラスでするか、それとも後続でするかを考えます。相手を確実に起点にして残数有利を取って詰めていきます。